リメイクすずめ屋 着物や服からもの作り

日常のお手入れ


リメイクは、なるべく重ね着をして、直接肌が触れないようになさってください。
汚れを防ぎ、お洗濯の回数を減らすようにします。
それでも気になる衿ぐり、そで先、スカートのウエスト、裾、帽子の額などは
お湯を固く絞ったタオルで、そっとふいていただくとよいです。
このときタオルをしっかりと絞ってください。濡れすぎは水しみの元になります。
その後はよく乾かしてからしまってください。

スカートの座りジワをのばすには、裏からスチームアイロンを。
日ごろのお手入れはこの程度に☆☆


お洗濯

たくさん着た後はいよいよお洗濯です。

1 水にドライ用洗剤を適量とかします。(お湯は×)
2 洗濯物をきれいにたたんでこの中に浸します。
3 軽く押し洗いします。もんではいけません。押すだけです。(つけ置きも×)
4 その後すぐ きれいな水で押しすすぎします。この時も、たたんだまま押すだけ。だいたいあわがきれたらOKです。
5 柔軟剤を溶かした水に、さっとくぐらせます。つけ置きはしません。
6 タオルに包んで ドライモードで五秒くらい脱水します。しずくが落ちない程度です。
7 たたいてしわを伸ばしながら、ハンガーにかけて陰干しします。ひっぱらないこと。布と布がくっつかないように。
8 ほぼ乾いたら裏からアイロンをかけて仕上げます。


注意点は 必ず水で洗うこと。もまない。時間をかけない。
色落ちしますが気にしないこと。(^_-) パッチワークが色移りしても乾くと目立たないものです。
また、脱水は、長くするとしわになりますのでごく軽く。このしわ取りにくいです。
そして金銀は熱に弱いので あて布をしてアイロンをしてください。

もちろん心配なときは、ドライクリーニング。
パッチワークのものはアイロンが面倒かもですので、クリーニングもいいかもしれません。着物リメイクと一言お伝えください。

※ 汗をかいた時は特に、すぐにお湯を絞ったタオルでたたいて汗をふいて下さい。脇の下などはそのままにすると、汗シミになりやすいです。クリーニングも水洗いを指定するほうが、汗は落ちます。(ドライだと汗は落ちません。)   


すずめ屋は ほどいた着物をこの方法で洗っています。縮む布も一度洗って縮ませてから、のばさずそのまま使います。
着物リメイクは古い布を使っております。新しいお洋服と同じように 一度着用のたびに洗うというわけにいきません。
なるべくお洗濯の回数を減らす工夫をし、どうぞ 優しくお取り扱い下さいませ。